極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)






「待ってるから。





お帰りしか言わないから。




だから、無事に帰ってきて。




お願いだから。剛の横でしか安心して眠れない。




私に自由をくれたのは貴方。



だから、私は貴方に一生ついていく。






剛。






好き。




だから、死なないで。」





剛は、目を逸らす。





抱きつく。





できれば行って欲しくない。





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