極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)





今日、私が使う部屋についた。




小さな部屋だ。






戸の前に静かに座り、一礼してから



「失礼いたします。」



そう言って中に入った。








今日、私を買った人。




綺麗な黒髪のサラリーマン。













「陽炎でございます。」







頭を下げて挨拶をする。













< 19 / 271 >

この作品をシェア

pagetop