極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
現状
今日も大森組で報告会が行われる。
大森組に帰ってきてた。
あれ?この靴。この雰囲気。この匂い。
もしかして!?
駆け足で中に入る。
大広間へ行きガラッと襖を開ける。
龍さんの方を向いていて後ろしか見えない背中。
そんな背中でも気がついた。
すごく嬉しかった。
ずっと待ってたんだから…
「剛!!」
私は後ろから抱きつこうとした
その時、躓いて…
「…ッキャッ!」
間に合わない。お腹が床に当たるのを防ごうとするけど、手が間に合わない。