極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
「…っ琴葉!」
ドッターン
「…琴葉!大丈夫か!?」
剛が下敷きになって私を守ってくれた??おかげでお腹も打たなかったし、怪我もない。
「ありがとう。」
ニコッて笑う。
すると剛にきつく抱きしめられた。
「剛?」
「笑ってる。琴葉、お前は笑った顔が似合う。」
私の大好きな笑顔で笑う。
「はーい。イチャイチャするのは部屋でね!それと琴葉ちゃん、気を付けてよね!!」
いつの間にかすぐ近くまで来ていた千夏さん。
ほんとだ。気を付けないと。
イチャイチャって…恥ずかしい。
私は、すぐに剛から離れた。