極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)




戸の前に座る。


失礼しますと言おうとしたら中から声が聞こえてきた。




「…大森組の損害はデカい。



先月から敵が銃やナイフを使いだした。



危うく死者が出るところだった。




親父、髑髏は予想以上にデカい。



恐らく大森組の人数の2倍はある。






もしかしたら、死者がたくさん出て……




…俺も死ぬかもしれない。」





え…?





その瞬間。




ドゴッ



鈍い音が聞こえた。






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