極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
左手の薬指に光る指輪。
眺める。
終わった…。
これからまたスタートだ。
私は母として。
剛は父として。
私と剛は夫婦として。
たくさんぶち当たると思う壁。
そんなの、家族で乗り越えればいいじゃん。
わたしの居場所をくれた彼に一生ついていく。
この二人の子どもを私と剛で、照らしてあげるんだ。
そして、この子たちも誰かの道を照らす光となりますように。
命名 希ノゾミ
光コウ