極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
剛ったら、お弁当忘れてるじゃん。
今は11時。届けに行っちゃお。
その前に、龍さんと千夏さんが届けてくれたダンボールあけちゃお。
開けた瞬間目に飛び込んできたもの。
光と希のおそろいの服。
「か…かわいい!」
千夏さんが選んだのかな?
センスが良すぎでしょ!
その下に見えたのはまたもや服で…
「な…何これ!?」
これまた光と希の服で…人参の色、形をしている。いや、人参の着ぐるみ。
この服は絶対に龍さんだ。
ニヤニヤしてダンボールに詰めてる顔が思い浮かぶ。
これで終わりかと思ったら、
「あれ、まだある。」
人参服を引っ張り出してその物体を見る。
今度こそ叫びたくなった。