極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
10時…
ホテルの前に着いた。
フロントで自分の名前を言って渡された鍵を持って最上階のボタンを押す。
さすが若社長。
鍵を開けて部屋に入る。
広い。
キッチンまでついていて、洗濯機、冷蔵庫、お風呂。
それとでっかいダブルベッド。
そしてそして、ダブルベッドの上で眠る、若社長。
「康(コウ)、おきてー。」
そう言っても起きない。
机の上にはたくさんの書類。
仕事だったんだ。
疲れてるだろうから寝かしとこう。
私は、シャワーを浴びることにした。
風呂場に入ると、プール?!って思うほど大きい風呂。
開放感あふれるお風呂にゆっくり浸かって風呂を出た。
「あれ?蘭花チャン来てたの??起こしてくれたら僕も一緒に入ったのに!」