極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)






「さあ!仕事仕事!」





私は、コックさんの着るような服に着替える。




そして、ケーキのスポンジを作ったり、会計とかをする。




今日の分のケーキスポンジは作り終わったので会計に回る。





「これとこれ。あと、このシフォンケーキください。」





「お会計は1250円です。」




渡された2000円を受け取る。




「お釣りの750円です。」

お客さんの手のひらに置く。


「ありがとうございました。また、お越しください。」






これは決まり文句。




「琴葉ちゃん!笑って!」




まりさんに言われてにやりと笑う。




「ええ〜!琴葉ちゃん目当てのお客さんが来てくれてるんだから、ちゃんと笑う!」





営業スマイルか。




お安い御用。






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