極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)




裏路地に出る扉。




その扉を開けたら。




「琴葉ちゃん。待ってたよ」




え…?




声のした方を見ると、ニヤニヤしたおっさん。





この人、さっきケーキを買いに来たおっさんだ。





ニヤニヤした顔、恐怖が浮かぶ。





人通りの多い場所までは200メートルほどの裏路地がある。





腕を掴まれた。




「逃さないよ。」



鳥肌が立つ。




過去がフラッシュバックする。










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