極道に愛された、氷と炎の女の物語。(仮)
「てめぇ!何してんだっ!」
懐かしい、声が聞こえた。
人を殴る音が聞こえて、おっさんの声が聞こえる。
「○○!?なんでここに…。や、やめろっ…」
「何しやがったっ…?」
すごく低い声。お仕事の声。
「ふざけてんじゃねぇぞ。」
そういった声はもう一回おっさんを殴って
私のところに歩いてきて
「琴葉…。大丈夫だ。俺がいる。」
その声が聞こえて安心した私は気を失った。