悪戯なキス

紫のドレスに決めた。

絹でできた生地に
ダイヤが散りばめられ、
胸元には豪華なネックレス。

全て王室御用達の職人に
作らせたらしい。

何とか一時間かけて選んだ
ドレスだが、
全部着たいので

「残り全部
向こうに送っておいて頂戴。」

と爺やに命じた。

「ぜっ…全部ですか?」

流石の爺やも驚きを隠せない様ね。
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