結婚しよう
「私は好きじゃない
それにあんたになんかそばにいてほしくない
それにずっとそばにいてほしいとか思わない
なに??そばにいなきゃつきあってないとか、つき合えないとか言いたいわけ??
別にそばにいなくても好きなんだよ!!」
爽が遠くに行ったから好きじゃなくなったとか有り得ない
「だって俺は……」
だからおまえはどうでもいいんだよ!!
「あんたがどう思ってようが私には関係ないよ
あいつが好きなんだもん!!
それにあいつは無駄に野球なんてやってない
悪いけど、あいつに比べたらあんたに魅力なんてぜんぜん感じないから
じゃあ私もういくから!!」
そういって平山の前をあとにした
追いかけてくる平山を見て私は全力で走った
ついてくんなよ……
本気で走ったらあきらめたのか追いかけてこなかった
スニーカーでよかったかも(笑)
走るのを辞めて歩いて寮まで向かった
寮に着くと一気に疲れが来た