結婚しよう
「……え、なんで??」
車が着いたのは夜のグラウンドだった
高校のグラウンドじゃなくてリトルのときに使ってたグラウンド
「おまえ俺になんか隠してるだろ…
これのことなめんなよ??
何年一緒にいると思ってんだよ!!」
ばれてるの??
やっぱり爽にうそつくなんて無理だったか
「…………あのね」
爽の手を取って私のお腹に当てた
「………もうすぐ6ヶ月」
なんて思うかな??
「…………………」
だよね……なんて答えたらいいかわかんないよね
「でも大丈夫だから」
「何でもっと早くいわねんだよ!!
こんな大事なこと……」
だって爽は………
「…………だって言ったからってどうにかなってた??
だってまだ学生でしょ??
先生ができ婚??笑わせんなよ!!」