クラス×BR法(R18)
狂う者たち
___午前7時 スタート
開始時間の放送が鳴り始めた
いよいよ・・・始まるんだ
「翼、は・・・始まったよ」
「あぁ、とりあえず様子を見よう」
俺達3人は地図によると
端のほうにいた
挟み撃ちにされたら終りだが
とりあえず、様子見だ。
「おい、片山あっちの方で・・・音聞こえないか?」
「は?音?」
俺は頑張って耳を澄ましてみた。
_バンっバンっ!!!
え?銃声?
今の銃声だよな?!
音が近かった…これは。。
「つ・・・翼!!!?」
「・・・もしかして琴橋双子か?!」
「まずい、だんだん音が聞こえるぞ!!」
「おい、、逃げるぞ!!!!」
俺たちは必死になって走った。
_殺される・・・・
そう、思いながら
全力で走った。
誰かに出会すことも考えずに
ただひたすら真っ直ぐに。
しかし
走った先には・・・
「うわぁ…まじかよ……。」
「あ、発見」
「ナイス、美香」
絶対絶命だ
最も会いたくない相手に会うとか
ついてないだろ
琴橋玲奈、琴橋美香・・・・
「やっほー★片山君、丁度いいところにね」
「しかも、京山君と星野さんじゃん!最高」
やばい、こいつら狂ってる?
「さっきの銃声ってまさかお前たちか?」
「えぇ、そうよ私たち当たりの武器を手に入れたから」
「双子なのに、同じ武器だよ、偶然ね」
このままじゃ・・・殺される
「さっきの銃声はやっぱりあなたたちなの」
・・・・またこいつか
「西園寺、お前か」
「あら、また会ったの、おはよう」
「おはよう、って挨拶してる状況じゃねーよ!」
「ねぇ、西園寺さん・・・私たち生きたいのよ」
「そう、生きてあの幸せな生活にしたいのよ」
「あなたの力が必要なの」
「だから、この3人を殺して」
「お願い、西園寺さん」
こいつら!?
まじでやばいぞ・・・
「おい!琴橋玲奈、琴橋美香!!自分で何言ってるか分かってるのか!?」
「翼!言ってもこの二人は分からないよ・・・」
星野の言う通りだ
俺の話を全く聞かない
それにこいつらの目は生きたい気持ちでいっぱいなんだろ
「西園寺さん・・・お願い」
「あなたなら人を殺めるくらい出来るでしょ?」
確かに西園寺は槍術をやってるらしいが
殺めるとか・・・・
「ふ、よかろう・・・」
「西園寺!?」
「亜香也ちゃん!!!」
「ちっ、こいつも裏切りか」
「人を殺めるのは初めてだがなっ!」