クラス×BR法(R18)

死の恐怖




____午前7時になりました

殺し合い再開してくださーい!





ー京山SIDEー



始まった・・・二日目だ
俺と星野は片山を探しに行くことになったが


途中で最も会いたくない人物に会ってしまった





「昨日は逃がしちゃったけど今日はさせないよ」

「そうよ、私たちは生き残るんだから」



そうだ・・・琴橋双子に会ってしまった

なんでこんなときに限って
会ってしまうんだ


「あれ、片山はどうしたの?」

「喧嘩でもしたんじゃない?」

「あ、そうかもね、じゃあチャンスじゃない」

「そうね、これは最高のチャンスよね」





星野はさっきからオドオドしてるし
こいつらより凄い武器とか持ってないし
何も出来ないな・・・


「ねぇ、最期の言葉いらないのかしら?」

「そうよ、どうせあんたたちは銃より良い武器無いんでしょ?」


・・・ちっ
どうしよう
このままじゃ死ぬぞ、俺たち・・・



「京山・・・私」

「どうした?」


突然星野が言った












「今までありがとう・・・・・・」














突然別れのような言葉を告げられたとき
俺は一時停止した












なんだ・・・この痛み・・・

今まで味わったこと無い痛みが・・・

俺の胸が痛む・・・いや、心臓か?

俺は急に身体の力が抜けて

そのままゆっくりと・・・倒れた




何が起きたんだ・・・?

俺が倒れた衝撃で・・・赤い液が流れてる・・・

臭いが・・・鉄のような臭い・・・

血・・・なのか?

俺の血・・・?




俺、死ぬのか?いや、死んだのか・・・

嘘だ、俺は死にたくない・・・

まだ生きたい・・・

誰か助けて

星野助けて・・・

でも何故か星野の顔が俺に向かって
微笑んでた




「バイバイ、京山」






死亡者 京山新司
残り33人


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