もえ★ぱに


「……ただいま〜」

「お帰りなさいませ、ご主人様♪」

呆然と立ち尽くす俺。
メイド服姿の胡桃は構わず続ける。

「ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも、くるちゃんにしますかぁ?」

俺は無視してリビングに向かった。

「ぁあん!ご主人様ぁッ」

胡桃はトテトテ後をついてくる。

「………お前、その服どーした…」

「これね!秋葉原で買ったのぉ♪可愛いでしょお★」
満面の笑みで話す胡桃。

俺は携帯を取り出した。

「どこに電話するの?」

「姉貴。お前、もぅ帰させる」

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