もえ★ぱに

数分後、弘也が戻ってきた。

「なんだって?」

「あ?何が」

「何がじゃねーよ!!」
俺はグーで弘也の頭を殴る。

「ッてぇー!!冗談だよっ」
弘也は頭を摩りながら言った。

「……で?」

「……何も知らねぇ〜♪」

…コイツ、絶対何か知ってる!!!

「大丈夫!!心配するよーなコトはねぇから♪」

「…なら、いいけど……」

この日、結局何が何だか分からないまま家に帰った。

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