もえ★ぱに
「…胡桃」

「あ!!そうだ!」
胡桃は俺の言葉を遮る。

「な、なんだよ!?」
胡桃は寝室に入ってしばらくして、大きめの紙袋をかかえて戻ってきた。

「…慶太、ハッピーバースデー♪」
そう言って俺に紙袋を渡す。

「ぇ?俺に……?」

「そうッ!一日早いんだけど……」

俺は紙袋の中を開けた。
中には、カッコよくラッピングされた包みが入っている。

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