学祭探偵ゲーム
「あはっ★ごめんね!!」
「何で私なの!?私病み上がりなんだけど!!」
「おぉー元気!元気!この調子なら大丈夫だね〜」
なにおちゃらけてるのよ!!
いやいやいや絶対無理
六年の学芸会なんて私の役
『商人その2』だからね!?
無理だよ嘘つくのだって下手なんだし演技なんてもってのほかだよ
めっちゃ取り乱す私とは反対に莉奈はこっちをみつめてニヤニヤしている....
「・・・ねぇ莉奈あんたなんか嬉しそうじゃない?」
「いやぁ、奈々のその顔が見たくて推薦したんだ〜」
おいコラ親友
ガラガラガラ
先生が教室に入ってきた
「ほら〜チャイムなったよ〜静かにして〜」
嘘っ!?いつの間に!!
「今日は昨日言ったように転校生を紹介する入っていいぞーーー」
「はい」
いや昨日学校いなかったし
初耳なんですけど
それにしても今の『はい』って声どっかで聞いたような・・・・・・・
ガラガラガラ
入ってきたのは、
少女漫画に出てきそうなイケメンくん
すらっとした顔立ちに、
焦げ茶色の所々カールした柔らかそうな髪
うん、合格点★
「今日からこのクラスの一員になる
暁月 翔君だ」
名前もどっかで聞いたような....
う〜ん、思い出せない〜
「暁月 翔です...よろしく...」
うん!!冷めてる!!
「じゃあ、暁月の席はーーーー
おっ!清本の隣が空いてるなじゃあそこで」
おいコラ
「はい」
あぁ来ちゃったよイケメン君
「...よろしく」
私が声をかけるとイケメン君は私を見てキョトンとした顔をしたあと
何も言わずに席についた
感じ悪っ!!