学祭探偵ゲーム
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珍しく顔に強い感情が入った川上君につれてこられたのは
A棟一階の業務室

巨大な冷蔵庫や貯水タンクとかがあって一般生徒は近寄れない場所


「昨日言った通り...B棟C棟両方の下駄箱に爆弾が設置してあった、そしてここ業務室にも一つ」

えぇっここにも!?

「だがここの爆弾はほかの爆弾と形状が違ったおそらく文化祭前に爆破する予定の爆弾だろう」

「ま、まぁここなら人が来ることはめったにないし爆弾の威力も弱いらしいからけが人は出ないよね」

それが不幸中の幸いかな

「...あぁだが一番伝えたかったことはそれじゃない生徒会書記の松田に頼んで学校関係者の個人情報を見させてもらったんだが・・・」

「川上君さらっていったけどそれ違法だよね」

っていうか松田君、生徒会だったんだ知らなかった

「・・・・・・まぁそれは置いといて教員業務員その他この学校に出入りできるやつ誰一人として30年前この翠陵高校にいたやつがいないんだ、それどころか保険医の黒翼の話では30年前の事件を知ってる教員業務員はいなかったらしく、全員今回のメールで初めて知ったらしいんだ」

えっどうゆうこと!?爆弾魔は学校関係者で30年前の事件の犯人を恨んでる人でしょ?
って黒翼先生そんなこと生徒に漏らしちゃっていいの?

「それで俺が考えた答えは...爆弾魔は、生徒の中にいる しかも教員や俺たち演劇部のメールアドレスを知ってる人物... 生徒会 の可能性が高い」

生徒たちの中に...でもそれはなんとなくわかる気がするでも...

「そ、そんな生徒会だなんて!!一番学校に尽くしてる生徒たちだよ?ほかの生徒じゃ」

「いや、先週の土曜日暁月にもメールがいったらしい暁月の入部が正式に決まったのは金曜日一般生徒は知らない。だが、土日に活動があった生徒会ならそのことを知っている」



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