禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~
食事も美味しく、たくさん話せて楽しかった。
そうしたら
「あの…この後にもう一度バーに行きませんか?」
「あら、いいわねぇ~ぜひ」
せっかく機会、こんな所で終わらせたくない。
それがいけなかったのかも知れない。
バーでも色んな話しをした。
彼の幼い頃や映画の事…色んな事を知るたびに惹かれていく。
お酒もいつもより進んで…夢のようなひとときだった。
そう…夢のような幸福感。
なのにうっすらと眠い目をこすり覚ますと…私は、愕然とする。
だって…
隣りに居るのは、彼・薫君だったからだ!
ハッと彼の姿を見ると慌てて自分の姿を確認した。
今の私は…生まれたままのような状態。
つまり私は、彼と寝てしまったと言う事になる。
悠一の弟である…彼と