禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~
嬉しい…
彼が先に会っていたら間違いなく好きになっていた。
でも…
彼は、悠一の弟のなのだ。
結ばれる訳には、いかない。
「…ごめんなさい」
それだけを言うと慌てて脱ぎ散らかした服を探し着る。
それだけでも彼と何があったか想像が出来てしまい居たたまれなくなる。
急いで着替えると逃げるように出て行った。
最低…
自分自身が…こんな事になるなんて
慌てて自宅のアパートに帰ると急いでシャワーを浴び
頭を整理させる。
全身を濡らしながら…後悔と想いでいっぱいになる。
悠一に隠し事が出来てしまった。
罪悪感が私を襲う。