禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~
「無茶な事言わないで…あんな事が会った以上会う事なんて出来ないわ」
「何でですか!?
秘密は、守りますし…会うだけじゃダメなんですか!?話しだってあんなに盛り上がったのに…」
(だからダメなのよ!)
確かに話しは、盛り上がったわ。
あんなに映画の話で盛り上がるなんて思わなかったぐらいに楽しかった。
だから、余計辛くなるのよ。
一緒に居れば、居るほどあなたの想いが強くなってしまうから…
「…確かに盛り上がったけど、あくまでも彼の弟だからよ。
現実を見なさい。もっとあなたに合う女性が…」
「俺は、沙織さんしか考えられない!!」
ピシャッと大きな声で言い放つ彼。
「……。」
周りは、何事があったのかとこちらをジロジロと見てきた。
「ちょっ…ちょっとこんな所で大声出さないでよ!?」
「俺は、真剣なんです!!ちゃん会って俺を理解して下さい」