禁断の恋~彼の弟を愛してしまった私~
家族3人で暮らし始めてからある日。
彼が私に訪ねてきた。
「久しぶり…沙織さん」
!!
「薫君…」
驚きを隠せなかった。
やり直してからも薫君には、会わないようにしていた。
会うと心が揺らぐから…
「話しがあって来たんだ…」
「帰って!」
ダメよ…これ以上彼の顔を見るのが辛い。
心が乱される。
「お願いだから話しを聞いてくれ!!
何故…妊娠の事を黙ってたんだ?」
「言ってくれてたら…俺がその子の父親になってあげれたのに」
「…この子の父親は、悠一よ!」
お願い…これ以上私の中に入って来ないで
あなたは、別に彼女が居るくせに。