忘れさせて 先生・・・・
気が付くと 私は、ベッドで眠っていた

ベッドの隣には、真人が居なかった

リビングのドアから漏れる光に誘われて 扉を開けると 何かの資料を読んでる彼が居た

「起きたのか 結衣」

「うん」

「真人さん 仕事?」

「ああ。 急ぎじゃないけど」

「ねえ 真人さん お誕生日プレゼントの代わりに あの海に連れて行って」

「いまからか?」

「そう」

「いいよ」

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