忘れさせて 先生・・・・
すごく、ビックリした 心臓が ドキドキした

「先生 恋愛は 自由です。 最近の結衣の姿を見ると 親として苦しかった。何も助けてあげれない事が、悔しかった。 先生は、今の結衣を助ける自信がありますか?」

「はい、あります。」

先生のその声が、優しく包んでくれているようで 私は、涙が止まらなかった

隣で 母も泣いていた

何年ぶりだろう 母の涙を見るのは・・・・・

父を 亡くした時以来・・・

4歳の私の記憶に鮮明に残る母の涙・・・・

私は、幸せになる 胸をはって 母に紹介できる人と・・・

だから、もう 戻らない 真人の所には・・・

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