忘れさせて 先生・・・・
突然の同棲?
私の『好き』とう言葉を聞いて 先生が優しく笑った

目があった時、何故かお互い笑顔がこぼれてしまう

「結衣 こんな所でイチャイチャしないで」

「ごめん。お母さん」

「まあ、これで 元気になって勉強してくれたら 言う事なしね。先生、恋愛しても 成績落とさないでね」

「はい 了解しました。でも この1ヶ月どん底まで 落ちてますけど」

「知ってます。担任の先生からも 連絡 いただきました」

「え!! お母さん 知ってたの?」

「うん。でも 必ず 結衣は 立ち直りますって言っておいた。」

「ありがとう」

「信じてるから。あなたは、1人で歩く力を持った子だから。」

涙が、また溢れ出てきた。

その、涙を 先生が 優しく 拭いてくれる



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