忘れさせて 先生・・・・

先程の安堵感から　食欲が　出てきていた

「結衣ちゃんって　本当　食事してても　かわいい」

菊池先生が　意味もなく　褒めてくれる

「先生　恥ずかしいです。」


「ごめん　真人が　医局で　よく　ノロけてたから・・・・」

「結衣は　全ての仕草が　かわいいって」

ちょっと　意外だった

歳が　離れている　せいで　私のことを　秘密にしてると　思ってた

やっぱり　ロリコンとか　思われたくないよね・・・

「真人と　私は　大学の時から友達でね　いつも　助けてもらってた・・・　彼の家は病院経営だから　真人は　お金に不自由してなかったぶん　授業の課題なんかも　卒なく　こなしてた。　だから　貧乏暇なしの　私達のレポート手伝ってくれたり　試験勉強の時　ノートなんかも　貸してくれて　本当に　助かった」

そう　言うと　菊池先生は　タバコに　火をつけた