忘れさせて 先生・・・・
揺れる心
菊池先生と 食事を終えると もう 時計は14時を回っていた

これから 学校に行く元気などない

先程の緊張感から 解き放たれて 疲れが 押し寄せた

菊池先生の 黒のBMWに乗り 自宅まで 送ってもらった

「結衣ちゃん またね 予約の日 忘れないでね」

と 変らぬ笑顔で 別れた

私は、自宅に 帰ると ソファーにダイブした

満腹感と疲れから ウトウトしていた

机の上で 鳴り響く 携帯のバイブの音で 目が 覚めた

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