忘れさせて 先生・・・・
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宛先 お母さん

件名 ごめん

本文 今日帰らないけど、心配しないで

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すぐに返事が返ってきた
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件名 了解

本文 わかりました

   あなたを、信じています

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短い文章だけど、読んだら涙が出てきた

そして、母の寛大さに感謝した

真人に、お母さんに許して貰った事を伝えた

二人で、真人のマンションに帰った

少し、重いドアを開け部屋に入ると

何も話さず、ただ抱きしめ合った

ベッドは、真人の匂いがした

ベッドの上で、不安な気持ちを取り払うかのように強く真人の首に手を回した

彼の、唇が私の唇と重なり合った

いつもはやさしい真人のキスが、今日は強引に舌を入れ激しく私の舌を求めた

彼の長くてきれいな指が、私のブラウスのボタンを外していく

真人の激しくなる息遣いの中、私は自分を見失った

どれぐらい時間が経ったのだろう、私は真人の腕の中からそっと抜け出した

まだ暗い部屋の中で、時計を探した

もう5時30分だった

真人の黒いタートルネックと重なり合ったブラウスを着た

冷静さを取り戻し、身なりを整え、部屋を後にした
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