忘れさせて 先生・・・・
振り返った 先生が

「そんな 顔するな 帰れなくなるだろ」

そんな 優しい言葉に 私は 無理して笑った

「反則」

「何?」

「もう 風呂入ったんだろ そのまま ウチ来い」

「えっ・・・・・」

「オレ 仕事まだ 溜まってるし もう ゴチャゴチャ言わないで 早く 勉強道具と明日の用意して来い 待っててやるから」

そう 不機嫌そうに 話すと 私をリビングの方へ 背中を押した
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