忘れさせて 先生・・・・
「でもね 先生が 今日 職員室で 他の女の子に 優しくしてのも メチャクチャ ムカついた 自分は こんなに 迷ってるのに 先生には ムカつく もう 私 どうしたらいいのか わからない」

そう 一気に 話すと 涙が 止まらなくなった

どんどん 溢れてくる 涙

先生の右手が 私の左手から 離れると 優しく 肩を 抱いた

「もう オレにしとけよ よそ見するな」

先生と 暫らく 見つめ合ったままでいた

月明かりに 見る先生の 優しい笑顔が 心を 刺す



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