忘れさせて 先生・・・・
長い 長い 優しい唇が離れてた時

先生が笑いながら

「バカ 本気にするだろ 大人を からかうな」

「…お願い」

「フンッ…」

先生は 私の右手に絡まった指を離し 仰向けに寝転んだ

そして 天井を見ながら 深い ため息をついた
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