忘れさせて 先生・・・・
目が覚めたとき 私は 先生の腕の中だった

何も 着ていない お互いの肌の感触が すごく心地良かった

先生の髪を 少し撫でる

いつもと違う朝・・・

ドキドキというより 安心感

休日の朝の ゆったりした時間を少しだけ 楽しんだ

先生の 腕の中から 抜け出した

全く 起きる気配のない先生

振り返ると かわいい寝顔

昨日の夜 床に落ちた 服を拾い集めて 洗面所へと向かった

鏡の中に写る自分・・・

今朝は 昨日までと違う自分に会えた気がする

服を着て 昨日の夜乱れた 髪を直す

扉を開けて リビングへと向かった

リビングのソファーには、先生が座っていた



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