忘れさせて 先生・・・・
「もう 2度と会わなくなるわけじゃないよ」

でも 会わなくなることには 変りはない

どうしても 離したくない

心から 素直な気持が 溢れ出る

「いや」

「えっ・・・」

「イヤなの 先生と 会わなくなるなんて やっと 掴んだんだもん やっと 自分の気持に素直になれたんだもん 私は いつも 大人で 自分の気持隠せるほど 強くないよ」

次から 次から 涙が出る

湖面に光る 太陽が 余計 キラキラして 目が痛い

「バカ オレだって 必死なわけ 教え子に手出して 平気で 学校で 先生面するの 自信がないんだよ」

そう言うと 先生は イライラが伝わってくるかのように 自分の髪を 掻いた


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