忘れさせて 先生・・・・
ソファーに深く腰かけ腕を組んだまま 先生は目を閉じていた

音を立てないように 静かに歩き ソファーの下に膝ま着いた

規則正しい呼吸を感じながら 傍に寄りそった

そして先生の顔に掛かる前髪をそっとかき上げた

「キャッ」

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