忘れさせて 先生・・・・
でも、一人で居る事に耐えられなくなってきた
2階に駆け上がり、池山先生の携帯の番号が書かれた紙をじっと眺めた
何か電話する口実を・・・・・・
テストでもネタにするかなぁ?!!!
携帯の液晶の光が目に痛かった
呼び出し音が、長く感じられた
3回目のコールで、乾いた声の池山先生が出た
「もしもし」
「先生??」
「あ!田中?」
「うん、よくわかったね」
「あぁ」
「どうした?」
「うん・・・・・・」
『テストをネタにしようと思ったのに、言葉が出ないよ』
「先生、今どこ?」
「自宅だよ」
「もしかして、寝てた?」
「ばか、子供じゃねーぞ。そんなに早く寝るか」
『いつもと、キャラクターがちがう??』
「え~寝起きの声ぽかったよ」
『よかった。いつもの感じで話せた。私緊張してる???』
「で、どうしたんだ。また、一人で泣いてたのか?」
「・・・・・・・うん。それに近いかな?」
「田中、今 1人? 」
「そうだよ」
「もう、メシ食った?」
「まだだよ」
「メシ食いに出かけようか?」
2階に駆け上がり、池山先生の携帯の番号が書かれた紙をじっと眺めた
何か電話する口実を・・・・・・
テストでもネタにするかなぁ?!!!
携帯の液晶の光が目に痛かった
呼び出し音が、長く感じられた
3回目のコールで、乾いた声の池山先生が出た
「もしもし」
「先生??」
「あ!田中?」
「うん、よくわかったね」
「あぁ」
「どうした?」
「うん・・・・・・」
『テストをネタにしようと思ったのに、言葉が出ないよ』
「先生、今どこ?」
「自宅だよ」
「もしかして、寝てた?」
「ばか、子供じゃねーぞ。そんなに早く寝るか」
『いつもと、キャラクターがちがう??』
「え~寝起きの声ぽかったよ」
『よかった。いつもの感じで話せた。私緊張してる???』
「で、どうしたんだ。また、一人で泣いてたのか?」
「・・・・・・・うん。それに近いかな?」
「田中、今 1人? 」
「そうだよ」
「もう、メシ食った?」
「まだだよ」
「メシ食いに出かけようか?」