忘れさせて 先生・・・・
ベッドから、そっと抜け出し シャワーを浴びた

お風呂場の鏡に映る自分の胸に、はっきりと 赤いしるしが付いていた

そして、鏡に映る自分に話かけた

「私は、どうして行きたいの?」






シャワーを出ると 真人が起きていた

ベッドの横の机で、パソコンを開き 論文を書いているようだった

「ゴメン 起こした?」

「うんん! 多分 腹減りすぎてねむれない」

「すぐに 食事にするね」

「サンキュー!!」

さっき作った食事を温めなおし テーブルを整えた

寝室のドアの所で 食事の用意が出来た事を知らせようと思った

パソコンに向かう 真人の横顔があまりに素敵だった・・・・・

「なにしてるの?」

「あ!!食事できたよ」

「あ 腹減ったーーーーー」


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