忘れさせて 先生・・・・
「ちょっと待ってて」

私は、自分のカバンの中から ピンクの封筒を取り出した

「はい クリスマスプレゼント」

封をしてない、封筒から 真人が取り出した

「結衣」

ものすごく、心が痛んだ

「返すね。この部屋の鍵」

自分でも、不思議なぐらい 涙が出なかった

「今すぐ、別れるわけじゃないよ。真人さんが結婚するまで、精一杯 真人さんとの思い出作るよ。真人さんを 一生懸命 好きでいたら 後悔しない。」

「でも、この部屋に1人で居たら 見なくていいものまで 見てしまうから・・・・」

「結衣」

彼は 私の腕を掴み 痛いぐらいに抱きしめた

 
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