大好きな王様
…はぁ。そんなこと頼まれても流れ星だって困っちゃうよね。

寒いので窓を閉めようとしたそのとき、一つの星に目がとまった。

その星は他の星より輝いているように見える。…というか大きい気がする。

「えっ…なんか…こっちに向かってきてる?」

だんだんと大きく見え、近づいているような気さえする。


…いや、気のせいなんかじゃない。確実に近づいてきている。


どうしよう!なにあれ?!流れ星?!隕石っ?!

隕石だったら家が吹っ飛ぶんじゃないかと考えているうちに目の前が真っ白になった。

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