あたしは、悪魔と契約しました。

あたしは、悪魔と契約した

女に殴られたせいで、あたしはその場から動くこともロクに出来なかった。


傷がどれだけ、酷いのか？


それさえもわからないし、手当ても出来ない。


だからあたしは、その場でジッと傷が治るのを待つ。


だけど、一向に、、、


その痛みは、よくなることはない。


むしろ、、、


段々、痛みが酷くなっている気さえする。


このまま、死ぬのかな？


そんなことまで、考えていた。


そんなあたしの部屋に、光が差し込む。


久しぶり感じた光が眩しくて、あたしは目を細める。


「千尋！！」


その声は、兄のモノだった。


どうして、兄が家に？


「聡さん。とりあえず、家に連れて行きます」


そして、もう１人。