あたしは、悪魔と契約しました。
そんな顔しないで、、、


ふと、、、聡は、本当のことを知らないんじゃないか?


そんなことを、思った。


だって、、、


あの人たちと聡は、違ったから、、、


いつも、あたしのことを気に掛けてくれていた。


それは、、、


何も、知らなかったからこそ、、、


そんな風に、あたしに接していただけなのだろうか?


確かなことは、聡にしか、、、わからない事だ。


「大丈夫だから」


そう、言葉にしたつもり、、、だった。


でも、そのあたしの声は、、、


誰の、耳にも、、、届かなかった。


それに、1番驚いたのは、、、あたし自身だった。


ど、どうして、、、?

< 120 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop