あたしは、悪魔と契約しました。
そして、男は、、、


「お前ら、ちょっと出てろ」


そう、2人に言う。


「ちゃんと、説明しろよ!!」


哲也は男に、詰め寄る。


「良いから、出てろ」


有無も言わせないような男の言葉に、2人は部屋を後にした。


哲也と聡が居なくなったのを見計らい、男はあたしと目線を合わせるように近くの椅子に腰を掛けた。


真っ直ぐにあたしのことを見つめ、見てるこっちが切なくなるような、、、


とても、とても悲しい顔を浮かべていた。


それは、まるで、、、


男が、あたしのことを傷付けた。


そう感じ、とても罪悪感を抱いているようだった。


でも、なぜ、、、


この男が、あたしのことをそんな風に見てくるのか?


理解、出来ない。

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