あたしは、悪魔と契約しました。
この時のあたしは、悪魔に、、、取りつかれたんだと思う。


どうしようもない、自分の真実から、、、目を逸らしたくて、、、


何を、信じればいいか?


そんな簡単なことさえ、あたしにはわからなくなっていた。


そして、あたしの光だった哲也を傷つけた、、、


この、女がどうしようもなく憎くて、、、


あたしは、悪魔の誘いに乗ったんだ。


全部、悪魔のせいしようとした。


それは自分も、この女と同じ、、、


悪魔に、なるということだったのに、、、


それでも、良いとさえ、、、思っていた。


、、、哲也。


せっかく哲也がくれた光さえ、黒く塗りつぶしたのは、、、


あたし、自身だった。

< 152 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop