あたしは、悪魔と契約しました。
いつものように、咲良が家を出て行き、、、


何もすることもなく、部屋の中で膝を抱え、咲良の帰り待つ。


でも、その日は、、、


いつもより、咲良の帰りが遅かった。


夜の闇に包まれた時に出て行き、希望の光(太陽)が望む前には必ず、、、


咲良は、帰って来ていた。


だけど、今日は、、、もう希望の光が世界を包み込んでいるのに、、、


一向に、帰ってくる気配がない。


咲良に、、、何か、あったのだろうか?


そんな不安が、あたしの胸を埋め尽くす。


どうか、、、


咲良が、無事でありますように、、、


そんなことを願いながら、あたしはジッと咲良の帰りを待った。

< 184 / 297 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop