あたしは、悪魔と契約しました。
傍から見たら、有力企業だった工場。


だから咲良も、ホッとしていた。


あの悪魔に、感謝の気持ちすら抱いていた。


だけど、それは、、、


つかの間の、悪魔のイタズラ。


その時のことを、咲良は、、、


「悪魔が見せた。どん底へと落ちる前の、偽りの夢」


そんな風に、言った。


悪魔から借りたお金を全額返したはずなのに、減らない返済。


おかしい。と思った咲良の両親は、悪魔の元へと足を運んだ。


そして、偽りの夢は覚め、、、地獄へと、突き落とされたんだ。


咲良の両親も、、、


もちろん、咲良自身も、、、

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