あたしは、悪魔と契約しました。
咲良の両親が、悪魔から借りたのは1,000万。


毎月、毎月、決められた金額を払っていたのに、、、


借りたお金は、3億にまで膨れ上がっていた。


咲良の両親だって、バカじゃない。


不当な金利だと、気付いてはいた。


だけど、相手は悪魔(ヤクザ)。


一般人の咲良の両親が、そんな悪魔(ヤクザ)達に勝てるわけがない。


お金を借りたのは、事実だ。


そして、その時に交わした契約が、、、あまりにも、酷すぎた。


良いように、騙され、契約書にサインをしてしまった。


その事実は、どうやっても、、、変えることは出来ない。


咲良の両親が出向いたことを、反抗と見なした悪魔は月々の支払い金額を引き上げた。

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