あたしは、悪魔と契約しました。
、、、咲良?


咲良の身に何か、あったのではないか?


そう思ったら、ジッとしていられなかった。


物陰から飛び出し、さっきまであった人影の元へと走り出す。


でも、あたしより先に、、、そこには、男の人たちが居た。


そして、誰かの悲痛の叫びが耳に届く。


何?本当に、何が起きてるの?


変な恐怖があたしのことを包み込み、体が勝手に震えてくる。


それでも、必死に、、、あたしはゆっくりと足を動かした。


そこには、、、


あの悪魔の女と咲良が、、、血だらけで、倒れていた。


血の量は、咲良の方が異常なほど出ている。


何、、、これ、、、


「誰だ!!」


あたしの存在に気付いた、男の1人があたしに声を掛けた。

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