あたしは、悪魔と契約しました。
これ以上、特に求めることもない。


でも、、、哲也と過ごす時間が増えるにつれ、、、


もっと、もっと、、、と、哲也のことを求める自分がいた。


もう少し、一緒に居たい。


哲也と別れる時は、いつだってあたしのことを寂しくさせる。


そして、いつも、、、


哲也と別れた後は、酷い頭痛に襲われる。


立っている事も、寝ることもままならぬ夜。


その時は決まって、心の中で哲也の名を呼び続ける。


そして、決まって、、、


「会いに、来て」


そんな言葉を繰り返す。


そんな夜を何度も繰り返すのに、あたしは心は哲也を求め続ける。


短い、たった少しの時間を、、、


哲也と過ごしたいから、、、

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